昨今、各家庭にオンラインへ双方向アクセスできる設備が整い、情報は国境を一瞬にして越え、ますます多様化しています。fx投資はその情報インフラの恩恵を受け、新しい投資家の開拓にも一役買いつつあります。
かような状況下、資本主義における経済活動を担ってきた株式市場が開かれて以来、代表的な資産運用の手段として今でも良くも悪くも変わりなく株式が売買されています。
といっても、悪しき前例となった1980年代のバブル経済やまだ記憶に新しいITバブルなどで株への投資を敬遠している方も多いと思います。確かに取引市場として歴史が長いにも関わらず、そのリスクはfxのそれと比べれば圧倒的に高いのです。
取引時間においてfxの市場である為替相場は24時間(土日祝日除く)開いているのに対し、株式市場は9:00~11:00、12:30~15:00の間で売買を行わなければならず、更にNY市場に強く依存する日本経済は翌朝その市場ムードに引きずられて始まる事が多く、おのずと流動性、価格変動リスクも上がってしまいます。
また、不況時に避けられない企業倒産による株の消滅リスク、それに付随して起こりうるのは値幅制限一杯の売り気配で売れないというリスクがあります。fxの場合、外貨が無価値になってしまう可能性がないとは言い切れませんが、投資対象が主要な通貨であればそのような危機対策を懸命に考える必要はないのかもしれません。
なぜなら仮にドルやユーロが消滅してしまうような事態になれば世界経済自体が無傷ではありえませんし、逆に円がなくなってしまったら資産保全が出来るのです。つまり、fxのように外貨に投資するというのはリスク分散の観点からみても優れた運用手段なのです。円建ての株式ではそうは行きません。
株への投資はその値上がり益から効率のよい資産運用のように見えますが、昔から変わることなく連綿と受け継がれてきたリスクの高さを鑑みると、眠らない為替市場を相手に、値動きは小さくともレバレッジをうまく利用すれば短期間でも遜色のない結果を出せるfx取引の方が、いつでもどこでも手軽に行える取引を求める投資家のニーズにあっているのではないでしょうか。
これまでたくさんの金融派生商品が開発されては淘汰されてきましたが、fxはようやく長生きしそうな資産運用取引の1つとして定着しつつあるように思います。
