Foreign eXchange――外国為替証拠金取引――通称fx。
ここ最近よく目や耳にする単語ですが、「fx」という言葉だけで果たして何人がその意味を理解できる人がいるでしょうか。
「fxで年金受給者が一億円脱税」なんてニュースを目の当たりにすると、それまで貯蓄ばかりで株取引等いわゆる、財テクと呼ばれるような資産運用をしたことが無い方も、たくさんの人が興味を惹かれるでしょう。
でも、やっぱり誰もが勝てるわけではありません。これからfx投資を勉強してやってみようという方は、「利益を得た人がいれば、その損益を請け負う人が必ずいる」ということを肝に銘じておく必要があります。
さて、そのfx――外国為替証拠金取引とは何なのか。手短に言ってしまえば外国貨幣への両替です。海外旅行へ行くとき、手持ちの円から渡航先の通貨へ両替するのと本質的になんら変わりありません。
例えば、1ドル=百円の為替レート時にNYへ行き、帰国した頃1ドル=120円まで円安になっていた場合、20円の利益となります(分かりやすく理解できるよう為替取引手数料等は考慮しません)。100ドルなら2000円、1000ドルなら20000円、10000ドルなら20万円のお金が為替差益となって享受できるのです。
fxの人気の秘密はこの為替取引に証拠金を導入したシステムにあります。1ドル=100円のレートでは10000ドルを交換するには100万円の資金が必要ですが、証拠金という担保を納めれば10分の1から100分の1の資金で取引ができるのです。言い換えれば、証拠金の10倍から100倍の金額取引が可能で、これをレバレッジ(梃子)取引と言います。
fx取引では1万円の少額からでも取引できますが、だからといって、100倍相当の10000ドル取引を行えば1円の円高で元本は消えてしまいます(実際はその前に追加証拠金を求められ取引継続か、強制的に終了か、どちらかになると思います)。レバレッジ倍率を間違えると、少しの為替変動で思わぬ痛手を被ることになりかねません。
